皆様お久しぶりでございます!
教室の立ち上げなどのバタバタでかなり滞ってしまっておりましたが、久々のアップです!
今回は年明け一発目ということで、結構リクエストの多かった「速弾き」に関して色々解説していこうと思います!
第一回目は「アウトサイド・ピッキング」です
本来ですとまずは「オルタネイトピッキング」の解説を入れたいところですが、ここにこられる方は説明不要だと思いますので(笑)割愛です!
早速ですが、速弾きの際のピッキングの方法などは人それぞれフォームが様々です。
ここからは個人的意見ですが(異議があるかもですが、受け付けません笑)大きく分けると
・肘から下の腕を上下させるピッキングフォーム
・手首のスナップ(回転)を使ったピッキングフォーム
・右手の親指を屈伸させるピッキングフォーム
がメジャーなところでしょうか
で自分のフォームはといいますと、2個目の
「手首のスナップ弾き」
ですのでこのフォームを前提に話を進めていこうと思います
ではまず譜例。
今回は特別編で動画付で解説していきます!
ここではAマイナースケール(エオリアンモード)を使用していきます
このフレーズは6連で1セットとなっています。
注目すべきは拍のアタマです。
このフレーズの肝は弦移動の際に(高音弦側へ移動の際)必ずアップピッキングで入っているということです
これが今回のテーマ「アウトサイド・ピッキング」です
ポールギルバートの十八番ですね。
何故アップなんだということになりますが、理由としては
・高音弦側に弦移動をする時に、外側からすくうようにピッキングの移動をすることで、他の弦に引っかかりにくくなる
という利点があります。
結果速弾きでよくぶちあたる壁、
「ピッキングの移動の際、他の弦に当たるミスを防ぐ」
ということに繋がります
このことで分かる事は速弾きは
「弾き易いフレーズを作る」
というのがとても重要になってきます。
そして多くの速弾きフレーズの核になっているのが、こういったひとつのモチーフを展開させていくという手法です
Ex-2
このフレーズはEx-1のモチーフを展開させて作っています
現在多くのギタリストがこういった手法でフレーズを作っていますので、ぜひ動画など参考に挑戦してみてくださいませ!
速弾きの練習で重要なのはとにかく「忍耐!」です!
というわけでまた次回!