第8回「ペンタトニックからの脱却 ブルース進行にミクソリディアンモードを当てる」

ちょっと暖かくなったかと思ったら、まだまだ寒いようなよくわからない気候ですね・・・

こういう時期は風邪引きやすいので気をつけなくてはいけませんな

という訳で今月もコラム開始でございます

前回に引き続きブルースKEY.Aを土台に色々ご紹介していこうとおもいます

早速今回のテーマは「ブルース進行にミクソリディアンモードを当てる」です

とうとう自分の十八番である「ミクソリディアンモード」の登場でございます()

早速ポジションのチェックといきましょう

ミキソリディアン

構成音はRoot2ndM3rd4th5th6th7thとなります

以前のドリアンモードではマイナーペンタトニックスケールにテンション音を足すという作戦で解釈していきましたが、今回は7thのアルペジオにテンション音を足すという解釈にしています

これは人によって覚え方が違うと思いますが、一例ですので覚えやすいやり方を見つけてみてください

※テンションは青い○印です

普段ブルース進行へマイナーペンタトニックスケール(ブルーノートスケール)を当てていくことになれている方ですと、最初はサウンドが明るすぎて使いづらい印象を受けるかもしれませんが、コード進行に対してはブルーノートが入っていない分、かなり自然に音がフィットすると思います

サウンドイメージは「ブルース」というよりも「カントリー」っぽいイメージになると思います

では早速フレーズを紹介していきましょう

ミクソリディアン フレーズ

今回はわかりやすくA7一発をモチーフを使いながら弾いています

この2つのフレーズもいつもと同じ作戦で1段目と2段目で着地音を変えてテンションを強調するフレージングに変更して、イメージをつかみやすくしています

是非ひきくらべてみてくださいませ

今回はとりあえずここまでです

ブルースをちょっとジャジーな感じにしたいときなどは「ミクソリディアンモード」はかなり使いやすいと思いますので、まずは7thのアルペジオを指に馴染ませつつ、テンションを絡める練習をしてみてください

ではまた次回