第15回「ペンタトニックからの脱却その7 “バックのコード進行に別のアルペジオを当てる”その2」
もう12月。
あっという間に1年終わってしまいますね。
個人的にはかなり激動の1年になりそうですが、気を抜かず突き進みます!
というわけで今月も行ってみましょう!
今回も前回の続きで、バックのコード進行に別のアルペジオを当てるという手法の続きを解説していきます
この音使いでソロを弾くともはやペンタトニック臭さはほぼ無くなるといってもよいかもしれませんが、さらにヴァリエーションをつける事で、かなり強烈な響きを作ることができます
そんな感じで今月はちょっと派手目なフレーズをご紹介していきます!
では早速譜例を。
今回はバックのコードにAm(ドリアンモード)を想定しています
Ex-1
この譜例も前回と同じ解釈でバックのコードAm上に様々なアルペジオを乗せています。
というわけで早速簡単にアルペジオを分析していきましょう!
Amに対してどういったインターバルになるのか以下に書いてみます
Am (Root、3rd、5th)
G 7th、2nd、4th)
Em (5th、7th、2nd)
Gbm7-5 (6th、Root、3rd、5th)
このように全く違うアルペジオを当てると、バックのコードに対するテンション祭りになるわけですね。
結果ダイアトニック上のコードアルペジオであればかなり面白い響きとして使うことができるということです。
この手法を使うとフレーズにかなりのバリエーションを作ることができますので、ぜひ色々研究してみてくださいませ!
ではまた次回!