「ペンタトニックからの脱却その6 番外編2 スケールアウト(スーパーインポーズ)」
夏も半ばを超えてもうすぐ秋が近づいてまいりますが、皆様夏は満喫されましたでしょうか?自分はまだまだ暑さしか満喫できてませんが、このまま夏を終わらせてしまいそうな状況です(苦笑)
というわけで今月もコラムを見て頂きましてありがとうございます!
早速もう本題に入ってしまいますが(笑)、前回は「ペンタトニックからの脱却 番外編」と題しまして半音上のスケールを使用したスケールアウトをご紹介しましたが、今回は「スーパーインポーズ」という手法を使っていきます
「また訳わからん用語が出てきたぞ苦笑」と敬遠されそうですが、これも簡単に言ってしまいますと「与えられたコード進行に、別のコード進行を想定して弾く」という感じですね
では口で説明するよりも実際弾いてみた方がよくわかりますので、早速譜例をご紹介します
今回もコード進行はA7一発です
上記譜例1,3小節目では今まで紹介した「Aマイナーペンタトニックスケール」「Aドリアンモード」使用していますが、2、4小節目でA7をⅠ7と解釈したⅡ-ⅤであるBm7-5、E7をイメージして弾いています
弾いた感じかなりヤバイ音がいっぱい入っていると感じるかもしれませんが、3、5小節目でアウトからインサイドに戻っている為、合っているような間違っているような不思議な雰囲気を感じていただけると思います
ちょっとヤバイ雰囲気を出したいときに結構重宝しますね(笑)
とりあえずスーパーインポーズのコツとしましては「単体で弾いても綺麗に聞こえるフレーズ」を「別の進行をイメージしながら弾く」という感じですね
というわけで今回も前回と同じく、使いすぎによってバンドメンバーに嫌われないよう注意してください(笑)アウトははまると中毒性がありますので悪しからず・・・
ではまた次回