ここのところ涼しくなってきましたね。自宅は窓開けっ放し状態であります。
冬は余り好きではないのでよい季節になってきましたね。
という訳で今月も続きいってみましょう
「ペンタトニックからの脱却その4”ブルース進行にミクソリディアンモードを当てる”(2)」
前回はドリアンモードに続きミクソリディアンモードに突入していきましたが、今回はミクソリディアンモードを実際にブルース進行に乗せるフレージングをご紹介していこうと思います
まずはいつもどおりポジションチェックからです!
・Aミクソリディアンモード
・Dミクソリディアンモード
・Eミクソリディアンモード
今回は3つ登場です!
それぞれ6弦5f、5弦5f、7fのルートを使用した、A,D,Eミクソリディアンのポジションです
構成音はRoot、2nd、3rd、4th、5th、6th、7thですね
この3つのポジションをブルース進行のコードチェンジにそれぞれ当てはめていくフレーズをご紹介していきます
かなりペンタトニックとはかけ離れた音使いになっていると思いますので、コードに対するインターバルを意識しながら弾いてみてください
いかがでしたでしょうか。
大分ペンタトニックから離れたよりコードトーン寄りな響きに聞こえると思います。
こういったアプローチはブルースというよりは、ロカビリー、ジャズブルース系でよく使われますね。
そしてこのアプローチにもコツがありまして、もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、コードチェンジの際に起こるスケールチェンジの時に「変更先のコードの3rd(3度)に飛び込む」
という解釈で弾いていただくとかなりコード感が出しやすいと思います。
理由としましては3rdの音はコードにおけるメジャー、マイナーを決める重要な音ですので、コードチェンジ一発目に入れる事でかなり強めにコード感を出すことができるというわけです。
※これは一例ですので守らないといけないわけではありません
ですので、ブルースに限らずインプロヴィゼーションでコード感を出したい時などは3rd音に気をつけていただくことをお勧めいたします!
というわけで今回はここまでです
どんどんややこしい内容になっていきますが是非皆様頑張って習得してみてくださいませ!
ではまた次回!